ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグ、自撮りの素晴らしさを語る

ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグ、自撮りの素晴らしさを語る

英語の辞書として世界最大の収容語数を誇るオックスフォード英語辞典の編集部が、今年最大の新語が「selfie(自撮り)」であることを先週発表したが、これをヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグは大歓迎していると『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。

「2012年に『セルフィー』という言葉を知った時、ものすごく興奮したんだよ。だから、これが13年の新語大賞にふさわしいということになるのなら『もっとこの言葉について解説して!』って感じなんだけどね」

自身についても「自撮りのプロだから」と語り、「自撮りアンチの人って要するになんでもアンチな人なんだ」と自撮り擁護を展開。さらに「『きれいな空』をググることはできるけど、『友達は今日はどんな様子だろう』という気持ちをググることはできない」と主張し、自分の表情を世の中と分かち合うことはとても素晴らしいことだと語っている。

さらに自撮りをナルシズムとして片付ける風潮に対して次のように反論している。
「『近頃の若いもんはなにかというと自己耽溺だ』というデマもやたらと言われてるけど、『ちょっと待ってよ』って感じだよね。祖母が入所している看護施設とか行ったことがあるけど、そういうところでぼくは地球上でも最も利己的じゃないかと思える人たちをたくさん目撃してるから。しかも、いわゆる『若いもん』が生まれたこの世の中ほど利己的な世界はないんだからね。世の中なんてもう腐りきってるし、不平等だらけだし、クソみたいなやつだらけだよね。それなのに若い世代だけがおかしいとは言えないよ」

なお、自分が死んだ時には葬式での自撮りを励行するつもりだともエズラは語っている。
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