ロストプロフェッツのメンバー、イアンの裁判を受けてようやく終われるとツイート

ロストプロフェッツのメンバー、イアンの裁判を受けてようやく終われるとツイート

元ロストプロフェッツのギターのリー・ゲイズは、イアン・ワトキンスが児童性虐待容疑を問われている裁判で罪状を認めたことで、公判が早く片が付きそうな気配になったことに安堵を示している。

イアンは乳児と児童に性的虐待をはたらいたとされる事件で13件の容疑を問われ、その大半を11月26日の公判で認めることになったが、リーはツイッターで公判について「一瞬で終わったな。すんなり終わってほんとによかった」と心境を語り、その後「みんなのあたたかい言葉をありがとう。少なくともこれで終わりにできそうだよ」ともツイートした。

イアンは乳児と児童にはたらいた性的虐待行為や児童のわいせつ写真の撮影などの容疑の大半を認め、イアンと一緒に訴追されていた2名の女性被告らもそれぞれに乳児と児童への性虐待容疑を認めることになった。

ロストプロフェッツは昨年11月に来日が中止となり、その1ヶ月後に今回のイアンの容疑が発覚したが、今年の10月に入ってバンドは解散を次のように発表している。

「心痛と折り合いがつくようになって1年近くが経とうとする今、もうしばらくの間内々の間で考えていたことをようやく公にする準備ができたと感じています。僕たちはもうこれ以上ロストプロフェッツとして音楽を制作し、演奏していくことはできません。過去15年にわたるみなさんの愛と応援はとんでもないものだったし、みなさんから受け取ったものに対してはいつまでも感謝し続けていくことだと思います。これから新しい人生のフェーズへと歩み出していくにあたって、これまでのみんなのように献身的でインスピレーションの源泉となる人たちにこれからも囲まれていくことをぼくたちは願ってやみません」

バンドはイアンの逮捕を受けて「ただショックを受けている」と声明を発表していた。

ロストプロフェッツは1997年にウェールズのポンテブリードで結成され、2000年にファースト・アルバム『ザ・フェイク・サウンド・オヴ・プログレス』をリリース。最新作は12年にリリースした5枚目のアルバム『ウェポンズ』だった。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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