モリッシー、サンクスギビング・デイのオバマ大統領のパフォーマンスを批判

モリッシー、サンクスギビング・デイのオバマ大統領のパフォーマンスを批判

11月28日に行われた感謝祭の日にはアメリカでは伝統的に七面鳥料理で祝うことが慣わしとなっているが、動物愛護のための菜食主義を標榜しているモリッシーはアメリカのこうした伝統への批判について「Thanksgiving(感謝祭)」と「Thankskilling(殺戮への感謝)」を揶揄するタイトルの文章をファンサイトの「トゥルー・トゥ・ユー」に寄せている。

「感謝祭をめぐってオバマ大統領が率先して例示するまったく無意味な慣例は無視しましょう。およそ4500万羽もの七面鳥がおぞましい虐待を受け、電気スタン・シャワーを浴びせされ、喉を切り裂かれています。そしてオバマ大統領はにこやかに笑います。なにがおかしいのやら」

「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)の(創始者の)イングリッド・ニューカークが指摘するように『七面鳥肉』は動物性脂肪やコレストロールによる心臓発作や脳卒中を引き起こすアメリカでの『死に繋がる食べ物』のトップとなっています。そしてオバマ大統領はにこやかに笑います。なにがおかしいのやら」

「さらに人間が排出している温室効果ガスのうちの51パーセントは食肉業界によるものです。したがって今では慣例となったホワイトハウスのあまりにばかばかしい『七面鳥恩赦(感謝祭の日に毎年七面鳥がホワイトハウスに献上されているが、2002年のジョージ・ブッシュ大統領の措置以来、毎年この献上七面鳥の屠殺が恩赦されている)』は悪意に満ちて残忍で環境問題に対しても無責任な業界をおおっぴらに支持する行為でしかないのです。そしてオバマ大統領はにこやかに笑います」
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