RIP SLYME、新作アルバム『GOLDEN TIME』で遂げた5人の進化を語る！

2013.12.07 20:00

PES「リップスライム愛を持っている人たちがいるからこそ、そこに応えていかなきゃいけない」

12月4日に2年9ヶ月ぶりの新作アルバム『GOLDEN TIME』をリリースしたリップスライムが、発売中のロッキング・オン・ジャパン1月号でロングインタヴューに応えてメンバー全員で語っている。
『GOLDEN TIME』は全13曲で、それぞれがソロ活動などリップスライム以外の活動に取り組んだ2012年の経験を踏まえて、改めて5人がリップスライムとしての表現に取り組む形で完成したという。女性ヴォーカルをフィーチャーしたり、必ずしもFUMIYA以外の4人が全員ラップしなくてもいいという、かつてない自由さを実現したアルバムはいかにして生まれたのか、彼らは次のように語っている。

ILMARI「今までだったら自分のパートをそれぞれが考えて、『はい、終わり』っていう作り方の時もあったし、そこでブラッシュアップしてっていうのもあったんだけど。作り方は今までとは明らかに違うなっていう感じがしてます。役割分担をちゃんとできるようになったっていうか」
PES「ソロをやったことによって、わかったことがいろいろあったんじゃないでしょうか。勉強することによって、聴いてくれてる人たちに、より自分たちのことをダイレクトに伝えられるようになったんじゃないかなと」

リップスライムらしさの新たな形を全員で探すことで、より5人らしさを強めながら音楽的な振れ幅を広げることができた『GOLDEN TIME』。今後の制作についても、彼らはより盤石な姿勢で向かってくれる確かな手応えを感じるインタヴューだ。彼らはこの12月に現在ツアー中の「DANCE FLOOR MASSIVE 4」を終えて、恒例のクリスマス・ライヴ2日間の後には、12月29日にはCOUNTDOWN JAPAN 13/14への出演も決定している。