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    U2のボノ、他界したネルソン・マンデラ元大統領への追悼の念をエッセイとして発表

    U2のボノ、他界したネルソン・マンデラ元大統領への追悼の念をエッセイとして発表

    U2のボノは12月5日に他界した南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領を追悼するエッセイを書いていて、そのなかで指導者としてのマンデラ元大統領の影響力を語り、自身もマンデラの後ろ姿を追いながら、活動家として触発されていることを明らかにしている。

    ボノは『タイム』誌に「泣くことができなかった男」というタイトルのエッセーを寄せていて、その中でマンデラへの愛着を次のように語っている。

    「活動家としての僕は大方ネルソン・マンデラが言いそうなことに10代の頃から従ってきているだけの話だ。マンデラはU2が1979年に初めて反アパルトヘイト的な内容の作品を書いて以来、僕の心の中に大きく占める存在となってきた。その後、僕はマンデラには親しくしてもらえるようになった。僕は、他の誰とも同じように、マンデラの南アフリカの指導者としての巧みな指揮ぶりには魅入られるばかりだった」

    U2はイギリスで11月29日に公開となったネルソン・マンデラの伝記映画『Mandela: Long Walk to Freedom』に新曲を2曲"Ordinary Love"と"Breath"を提供している。映画では『プロメテウス』などへの出演で知られるイギリスの俳優イドリス・エルバがマンデラを演じている。

    マンデラ元大統領の死を受けて、ディジー・ラスカル、リアーナ、ケンドリック・ラマー、パブリック・エナミー、R・ケリーらがマンデラへの追悼の意をツイッターやさまざまなソーシャル・メディアで表明している。

    (c) NME.COM / IPC Media 2013
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