ストーンズのミック・ジャガー、グラストンベリー出演をU2のボノに相談したと語る

ストーンズのミック・ジャガー、グラストンベリー出演をU2のボノに相談したと語る

先頃来日公演とアジア・オセアニア・ツアーを行うと発表したザ・ローリング・ストーンズだが、今年のグラストンベリー・フェスティヴァルへの出演の舞台裏などを話している。

6月に行われたグラストンベリー・フェスへの出演は、ストーンズにとって初のフェス出演ともなったが、出演を巡って逡巡していたことをミックは明らかにしている。
「(フェスティヴァルは)自分用のステージではないし、自分だけを観に来たお客さんでもないわけだよね。みんな出演者が誰かわかる前からチケット買ったりしてるんだから。たとえば、(2011年の)U2の出番は本人たちにとって不本意なものになったことは知ってるし、結局、天気も味方してくれなかったんだよね」とミックは語っていて、出演するべきかどうか、ボノにも相談したことを明らかにしていると『ザ・ガーディアン』紙は伝えている。

しかし、ストーンズから出演は断ったことはないとミックは明かしていて、グラストンベリー・フェスのオーガナイザーのマイケル・イーヴィスと近いコールドプレイのクリス・マーティンからも出演を進める手紙を受け取っていたことも明らかにしている。
「クリスは本当に熱心に勧めてくれてたんだよね。まあ、事実としてはぼくたちはこれまでただの一度も出演を依頼されたことはなかったんだよ。そして初めて打診された時、ぼくたちは出ると答えたまでの話なんだ」

なお、フェスの会期中、ミックは巨大ゲルの前でポーズをとった写真をツイートし、「ぼくとぼくのテント小屋」とキャプションをつけていたが、実は写真のテント小屋は自身の娘のものだったことを明らかにしていて、自身はバックステージ・エリアの宿泊施設に泊まったと説明している。さらにアークティック・モンキーズのライヴを観ながらステージからの客席の様子を確かめ、自身の足で会場を確かめたともミックは語っているが、それはそれで「楽しかったよ」と振り返っている。その一方で、60年代末から70年代にかけての薬物の蔓延と現在のフェスなどもよく問題になるドラッグ環境を比較して「まあ、薬そのものが今じゃ違うものなんだろうしね。でも、20歳くらいの頃に考えることなんて、いつの時代になったって変わらないもんだよ」と語った。

また、屋外ステージではどういうことを考えているものなのかという問いには次のように答えている。
「誰かにも言われたんだよね、今年の夏に(ハイド・パークの)ステージで1969年のことを考えなかったのかってね。でもさ、そんなことを考えてたら、それで見失っちゃうんだからさ。ライヴをやっていて、夕陽がきれいだなんてことを考えだしたら、もうライヴの肝は見失っちゃうんだよ。ホテルに帰ったらテレビでなにを観ようかな、『HOMELAND』にしようかなとか、そんなことは決して考えちゃいけないんだ。集中しないとダメなんだよ。床はケーブルだらけで足を引っかけるかもしれないし、暗いし、お客さんも物を投げ込んだりするからね。ステージは気を付けてないと案外危険な場所なんだよ」

さらに60年代について語ることにも辟易としてることを次のように説明している。
「この間、ジミ・ヘンドリックスのドキュメンタリーをテレビで観て、これが予想に反してわりと面白かったんだけど、こういうのはなるべく観ないようにしてるんだよね。たとえば、イギリスの社会の様子がおかしいという話になると、そこで標的になるのはいつでも60年代とサッチャーなんだよ。でも、ぼくはそんな話にはもううんざりだし。さんざん語られてると思うし。今年について話をするのなら構わないけどね。あるいは来年の話とか」

なお、映画プロデューサーとしても活躍するミックは現在、ジェイムス・ブラウンの伝記映画とエルヴィス・プレスリーの映画の製作に関わっていることを明らかにしているが、エルヴィスに会ったことはあるのかという問いに「いや。ジョン・レノンにやめといた方がいいって言われたからね」と答えている。
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