メタリカのラーズ・ウルリッヒ、新作リリースについて語る

メタリカのラーズ・ウルリッヒ、新作リリースについて語る

ライヴ映像作品『スルー・ザ・ネヴァー』のDVD/ブルーレイを4月2日にリリースするメタリカだが、制作に取りかかり始めているという新作についてラーズ・ウルリッヒが語っている。

バンドは近いうちに2008年の『デス・マグネティック』に続く新作の本格的な制作に取りかかるとかねてから語ってきているが、カークはまだ仕込みの段階にあることを次のように『ローリング・ストーン』誌に説明していた。
「ある部分や別な部分のジャム・セッションなどをやってきていて、この部分は音はうまくいく、これもうまくいく、これはだめだとか、そういうことを整理してるんだ。まだそのプロセスをずっと続けてるんだよ。ジェイムスは音楽的なアイディアを800くらい抱えてて、俺は400くらい持ってて、どういう要素や部分が俺たちにとって本当にいいのか、それがわかったら、今度はそういう部分部分を曲にまとめていって、それからどこへ俺たちを連れてってくれるのか見極めることになるんだよ」

これに対してラーズ・ウルリッヒは次のように補足している。
「だから、俺に言えるのは、次回のレコーディングがリリースされる日まで昨日よりは1日近づいたということだよ。少なくとも『神の思し召し』みたいなものが働かない限り、最も固い予想は2010年代のうちには出るってことだね。それ以上のことは俺にもまだよくわからないな。ジャム・セッションはずっとやってきているんだけど、俺たちもかなり時間をかけてきているんだよ」

また、カークはアルバムのサウンドの方向性は5〜6曲形にならないとなかなか見えてこないものなので現時点ではなんともいえないとも語っている。その一方でバンドは3月から南アメリカ・ツアーに臨むことになるが、このツアーは「メタリカ・バイ・リクエスト」ツアーと題されていて、ファンの投票によって17曲をピックアップするものになるというが、18曲目には新曲を披露するともバンドは明らかにしている。しかし、曲名のタイトルなどはまったく決まっていないとラーズは説明していて、2006年のツアーで『デス・マグネティック』からの新曲を披露した際にもその時点では"新曲1"、"新曲2"までしか決まっていなかったと語っている。
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