1965年の映画『ヘルプ！ 4人はアイドル』でザ・ビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーが作曲をしたというピアノがオークションに出品されるという。

ピアノは1907年製のベヒシュタインのコンサート・グランド・ピアノで、ジョンとポールは映画の撮影スタジオだったトゥイッケナム・スタジオにあったこのピアノで“ヘルプ”を書いたと、売主で映画の監督を務めたリチャード・レスターが語っているという。ピアノは30年代からこのスタジオでいくつもの映画で使われているが、60年代末にレスターがスタジオから買い取ったものだとBBCは伝えている。

また、レスターはポールがこのピアノで“イエスタデイ”も書いたと説明しているという。オメガ・オークションではおよそ5万ポンド（約865万円）と落札価格を予想していて、マンチェスターで3月20日に入札される予定になっている。

ポールは先頃NMEアウォーズ授賞式で「ソングライター中のソングライター賞」を受賞したが、そのスピーチでビートルズ時代には『NME』に「ジョージ・ハリスンの従兄はリヴァプールのロックンローラーのビル・フューリーだ」というガセネタを摑ませて内輪で喜んでいたと明らかにした。

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