ストリーミング・サービスのスポティファイがジ・エコー・ネストという音楽情報プログラムを開発する会社を買収したことで話題を呼んでいる。
ジ・エコー・ネストはアメリカの50州で人気のあるアーティスト、一番無視されているアーティストなどを地図で表示するソフトなどを開発し、アメリカでは話題を呼んでいるが、こうした音楽についての情報処理スキルをスポティファイでは高く買ったという。
実際、ジ・エコー・ネストはマサチューセッツ工科大学の音楽情報ソフトの研究開発機関からソフト会社へと発展した経緯を誇っていて、もともとは音楽作品の音と歌詞の情報を瞬時に識別するプログラムの研究開発から派生した会社なのだという。現在ではプレイリスト作成、オーディオ解析などを目的したソフト開発に取り組んでいるが、最大の強味となっているのは3000万曲についての情報を網羅した独自のデータベースで、同業他社の多くがジ・エコー・ネストのこのデータベースをもとにソフトを開発しているのが現状となっているとか。
したがってジ・エコー・ネストをスポティファイが買収することは、競合他社も基盤としている情報のソースを獲得したことにもなり、今回の買収についてスポティファイ代表のダニエル・エクはこれで「地球上で最高の音楽情報のプラットホーム」が形になると語っている。