ニルヴァーナ初代ドラマーのチャド・チャニング、やはり殿堂入りではなかったと明かす

ニルヴァーナ初代ドラマーのチャド・チャニング、やはり殿堂入りではなかったと明かす

先頃、ロックの殿堂入りが決定したと明らかにしていたニルヴァーナのオリジナル・ドラマーのチャド・チャニングは、結局、殿堂入りを認められなかったことを明らかにしている。

チャドはバンドのファースト・アルバム『ブリーチ』でドラムを務め、その後『ネヴァーマインド』に収録された“Polly”のセッションに参加した後、バンドを脱退し、その後任をデイヴ・グロールが務めることになった。チャドは先週、自身もデイヴやクリス・ノヴォセリックらとともに殿堂入りを認められたと明らかにしていた。

しかし、その後、ニルヴァーナのマネージャーのマイケル・マイゼルを通して殿堂側はチャドの殿堂入りを認めたわけではないことを伝えられたと、チャドはCBSラジオのオフィシャル・サイト「レディオ・コム」に語っている。殿堂側からマイゼルに対しては次のようなメールが送られていたという。

「チャド・チャニングのマネジメントが誰だかは知らないけど、君の方から殿堂入りしていないことを伝えてはもらえないかな。殿堂入りするのはデイヴ、クリスとカートだけだから」

この報せを聞く前にチャドはバンド側から殿堂入り式典に招待されていたことも「レディオ・コム」に語っている。
「マイケル・マイゼルから連絡をもらって、俺用にも招待券を用意したと教えてくれたんだ。その数週間前にもクリスとも話し合ったんだけど、クリスにも絶対に行くべきだと言ってもらえてたから、そうできるようにするつもりだったんだけどな」

なお、今年はニルヴァーナ、キッス、ピーター・ガブリエル、ホール・アンド・オーツ、キャット・スティーヴンス、リンダ・ロンシュタッドが殿堂入りを果たし、4月10日にニューヨークのバークレイズ・センターで式典が開催される。なお、ブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンドも音楽功労賞を受賞する予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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