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    デイヴ・グロール、ビリー・アイリッシュを観て「1991年のニルヴァーナを思い出す。ロックは全然死んじゃいない」と語る。ビリー・アイリッシュ人気爆発前夜。

    • デイヴ・グロール、ビリー・アイリッシュを観て「1991年のニルヴァーナを思い出す。ロックは全然死んじゃいない」と語る。ビリー・アイリッシュ人気爆発前夜。 - pic by rohofoto/govball 2018

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    ビリー・アイリッシュのデビュー作『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』が3月29日に発売となるが、発売前から人気が爆発するのは確実。というか、もう爆発している。

    最近NYではラジオシティでのライブのチケットが発売されたが、キャパ6000人なのに一瞬で売り切れ。私も買えなかったばかりか、ダフ屋では一番悪い3階席でも200ドル以上の価格が付いている。最近、デビュー作が出る前にラジオシティを売り切ったミュージシャンを、ちょっと思い出せない。

    各メディアが彼女の新作を待機中という状態だが、デイヴ・グロールは、2月12日にLAで行われたPollstarのコンフェレンスに出席し、そこで、ビリー・アイリッシュの人気を1991年のニルヴァーナの勢いと比べている。

    「俺の娘がビリー・アイリッシュに夢中なんだ。今の彼女は、1991年のニルヴァーナと同じだと思う。つまりみんなが『もうロックは死んだのでは?』と言っている時に、ビリー・アイリッシュを観ると、ロックンロールは全然死んじゃいねえ、って思うから」と。
    https://variety.com/2019/music/news/foo-fighters-dave-grohl-compares-billie-eilish-to-nirvana-in-1991-1203138161/

    デイヴ・グロールは、以前娘さんとビリー・アイリッシュをカバーしたこともあった。
    https://instagram.com/p/Boj_SX6gFOA/

    ビリー・アイリッシュは、最近では村上隆ともコラボして雑誌の表紙を飾っていた。

    アルバムからすでに発表されているシングル“bury a friend”のMV。

    “you should see me in a crown”

    “when the party's over”

    マイケル・ジャクソンの“bad”のアコギカバー。

    新作への期待が最高潮。



    2/19追記:デイヴ・グロールが、ビリー・アイリッシュを「1991年(『ネヴァーマインド』時のニルヴァーナを思い出す」と言った、というVariety誌のコメントが省略されすぎていて、事実と少し違うと、発言を全文掲載している。


    以下デイヴの発言全文。
    「....ビリー・アイリッシュを少し前に観に行ったんだ。いやマジで、信じられないくらい最高だったよ。俺の娘達がビリー・アイリッシュに夢中で、彼女の音楽を通して、自己を見出しているんだ。彼女は本当に娘達の心を掴んでいる。

    ライブは、Wilternで観たんだけど、彼女と観客とのつながりが、1991年のニルヴァーナと同じだった。観客は全曲一字一句を知っていて、しかも自分達だけの秘密みたいな感じがある。さらに、彼女の音楽を定義するのって難しい!どんな音楽と呼べばいいのか分からない!だけど本物なんだよ。だから、俺はそれをロックンロールと呼ぶ。彼女がどんな楽器を使うかは関係ない。ビリー・アイリッシュみたいな人を観ると、やべえ......ロックロールは全然死んじゃいない、って思える」
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