「最近の若い人たちは恋愛に淡白だということ」が統計的な根拠とともに言われたりするけれど、実際は違うんじゃないかと思う。
告白したり、気をひいたり、スルーしたり、ふったり、ふられたり、誘ったり、拒んだり、イチャイチャしたり、裏切ったり、よりを戻したり、の姿が今までの恋愛の定規で計れないものに変わってきているんだと思う。
それが「淡白」になったということなのか、「濃厚」になったということなのかは見方次第。
そしてback numberの12月9日にリリースされるニューアルバム『シャンデリア』は、そんな、ある意味、恋愛濃度が高まっている世代にとっての最強のポップアルバム。
でも上の世代の人が聴いても、バーチャルではなく、リアルな恋愛的エモーションを喚起されるものになっている。
つまり街の空気の色さえも変えてしまいそうな、「旬」であると同時に「普遍的」な音楽なのだ。
ちょっと先ですが1月19日発売のCUTで、大きく彼らを取り上げる予定。
他誌はきっとやらないであろう角度から攻めますので、お楽しみに!(古河)