岩井俊二監督作『リップヴァンウィンクルの花嫁』は必ず観てほしい

岩井俊二監督作『リップヴァンウィンクルの花嫁』は必ず観てほしい
本日公開された岩井俊二最新監督作『リップヴァンウィンクルの花嫁』、これは数ある岩井俊二映画のなかでも屈指の傑作。
CUT最新号では、黒木華×Coccoが今作について語り合ってくれています。
以下、誌面に掲載している記事の紹介文です。
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岩井俊二の最新監督作『リップヴァンウィンクルの花嫁』は、黒木華が演じる主人公・七海の辿る運命に一気に引き込まれたまま3時間があっという間に過ぎてしまう傑作である。スクリーンに登場する人々は、みな素晴らしい演技をしているが、まったく演技をしていないようにも見える。見ているうちに日常生活における自分たちのほうがよっぽど演技しているのではないかと思えてくるような。足元が揺らぐ感覚も起こさせる。そしてそこから自分たちの生きる時代の裸の姿を暴いてみせる岩井俊二映画の力が、とてもわかりやすくポップに発揮された映画だ。
 そんな本作のなかでも、七海と、Coccoが演じる真白の関係は特別である。ふたりが同じスクリーンに収まっている時間には、希望と絶望が表裏一体で分かち難く結びついていて、そこには儚くも永遠を感じさせる何かがある。その空気が、ふたりのどんな出会いから生み出されたのかをこの対談から感じてほしい。 (古河)

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