『ゆとりですがなにか』と感覚ピエロについて

昨晩からスタートした宮藤官九郎脚本、水田伸生演出、岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥出演によるドラマ『ゆとりですがなにか』。
まだ始まったばかりで当然、物語においても何の答えも出ていないけれど、その「答えが見つかっていないテーマへの突っ込み方」が半端ない。
路地裏のポリバケツに顔から突っ込んでいくぐらいの無謀な勢いと覚悟を作り手からも役者からも感じる。

そしてドラマ同様にガツンと来るのが感覚ピエロによる主題歌“拝啓、いつかの君へ”。

《「あんたの正義は一体なんだ?」》

このフレーズの刺さり方だけで、いわゆる世のドラマ主題歌のタイアップとは違う次元で決まったものであることが伝わってくる。
そして挿入歌として流れた彼らの人気曲“O・P・P・A・I”の使われ方で、はっきりと感覚ピエロの楽曲もこのドラマの重要なキャストであることがわかった。

その2曲のMVを観てもらうと、このバンドのことをかなりわかってもらえると思う。



もし2曲とも刺さったなら、6月1日にリリースされるミニアルバム『不可能可能化』に共に期待しましょう。(古河)
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