本日発売のCUT2020年2月号表紙巻頭特集は「本当の鈴木拡樹を知りたい」。舞台『刀剣乱舞』の三日月宗近役をはじめ2.5次元舞台を代表する存在である俳優・鈴木の“本当”に迫るべく、36のQ&Aと2万字インタビューを敢行した。役者という仕事への想いだけでなく、プライベートな一面も見せた本特集の一部を紹介したい。
36のQ&Aの回答にもとづきながら行われた本インタビュー。Q.「友達になれるかどうかの決め手となるものは?」 A.「無言の時間」と答えた鈴木に、「友達」についてさらに深く訊いた際には役者仲間への想いが語られた。
Q「演者として思う2.5次元の魅力とは?」にはA.「可能性と探求と発見」と答え、以下のように続けている。共演者とは不思議な関係なんです。事務所は違うけど“同僚”ともとらえられるし、こういう世界だから“ライバル”というとらえ方もできる。(中略)とは言え、我々は演劇を作っているので、協力態勢をとらないとうまく運ばないことも多い。だから、彼らとの関係性として一番適する表現を考えるとすると、“友達”だと思います
このジャンルに寄り添って、ともに活動してきたなと感じているんですけど……それでもまだまだ、探求するしかないな、と思います。どうすれば2.5次元の魅力を伝えられるのか、どう打ち出したらみんなで共有できるのか。そういう作業の繰り返しです
また、Q「死ぬまでに手に入れたいものは?」に対する「達成感」という答えからは、常に前を向き高みを目指し続ける鈴木の向上心が溢れていた。このジャンルを苦手だと感じる方が多い状況にあるというのも、ひとつのやりがいに感じているところです。それってつまり、前に観て苦手だと思った人に『今はこんなに進んでるんだ』って思わせるチャンスがあるということだと思うんです
Q&Aとインタビューに加え、洋館で撮りおろした大ボリュームのフォトストーリーや、彼がこれまで演じてたきたキャラクターをピックアップし、その魅力をひもとくコラムも掲載。全方位的に鈴木拡樹に迫った本特集、ぜひ手にとって楽しんでほしい。「いつか達成できるんだ」っていうことを思い描いていないと前には進めない。でも満足しきることってそうそうないんじゃないかなって思います、今の時点では
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