坂口健太郎、役者として飛躍作となった初主演ドラマ『シグナル』映画化への想い

坂口健太郎、役者として飛躍作となった初主演ドラマ『シグナル』映画化への想い
発売中のCUT2021年3月号では、4月2日公開の映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』主演・坂口健太郎さんの撮り下ろし&インタビュー取材を敢行しました! 『シグナル 長期未解決事件捜査班』は2018年にフジテレビ系で放送されたドラマで、斬新な切り口と緻密なストーリーで日本の刑事ドラマ史に新たな1ページを刻んだ作品。さらに、坂口さんのこれまでのイメージを痛快に裏切り、役者としての新しい顔と、髙いポテンシャルを見せてくれました。先日、劇場版の予告編映像が公開になり、ドラマと同様にBTSが主題歌を担当することでも話題になったばかり。しかも、back numberが楽曲提供するということで、ますます注目度が高まっています。ドラマのストーリーを経て成長し、人生に一定の答えを見出した主人公の“その後”を描くこの映画を坂口さんはどうとらえていたのでしょうか。

ドラマの前半での三枝健人は、どちらかというと怒りとか悔しさを行動のトリガーにして動いている男だったんです。でも、桜井さん(吉瀬美智子)に教えてもらったり、今まで全部ひとりでやっていたのをチームで動くようになったことで、変わっていきました。今までは過去の事件がパワーの最大の根源だったのが、どこかでそれが仲間への想いになったり、事件に対する正義感っていうふうに、トリガーの質が変わってきたんだろうなとは感じていました

劇場版ではその気持ちの変化を受け、さらに感情を揺さぶられるシーンが盛りだくさん。そして、今までにない盛大なアクションも見どころのひとつです。

衣装合わせのときに「血みどろになります」って言われて(笑)。本当に大変だったんですけど、アクション監督に助けられました。最初に、「観る人が痛みを感じるアクションを作りたい」って言われたんです。アクションって、型や立ち回りを練習してできるようになりすぎると、どうしても手に汗を握れないシーンになってしまうと。痛みが伝わるアクションというのはすごく要求のレベルが高かったんですけど、「やったれ!」と思ってやりました

リアリティを出すために、一度本当にくらってみてて、その痛みを身体で感じてから演技に臨んだこともあったそう。インタビューの最後には「“三枝健人=僕”みたいな感覚になったりもする。そういう意味では唯一無二で、もう出会えない貴重な役だと思います」と語るほど、自身にとって重要な作品に坂口さんはどう臨んだのか――インタビューの全文はぜひ本誌にてお確かめください!(渡部香)

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