シリーズ5作目となる舞台『文豪ストレイドックス DEAD APPLE』。大阪公演を終え、4月23日(金)より東京公演がスタートします。発売中のCUT5月号には中島敦役の鳥越裕貴さん、芥川龍之介役の橋本祥平さん、澁澤龍彦役の村田充さんが登場! 本作への意気込みや自身の演じるキャラクターについて、たっぷり語ってもらいました。
中島敦は“生きる”という事に対する執着が強いんです。今回の作品は、彼にとっての「“生きる”って何なんだ?」というところがひもとかれていきます。誰しも一歩踏み込むことができない、向き合えない自分の姿ってあると思うんですけど、そういう部分と向き合いながら葛藤する中島敦は、僕にとって愛おしくもあり、背中を押してあげたくなる存在です。(鳥越)
芥川龍之介は“羅生門”という強力な異能力を使ったりするんですけど、自分では「弱い」って思いながら生きている人なんです。そういうところに僕は共感しています。「太宰治に認められたい」っていう思いをずっと抱きつつ、拗らせている感情もあるところが、芥川の愛らしいところですね。(橋本)
この作品の澁澤龍彦は、簡単な言い方をすると周りを見下しているといいますか。自己肯定感がすごく強いんですよね。それは実力を持っているからこそなんですけど、僕自身とは異なる人物だなという印象があります。劇場版の『DEAD APPLE』を見た時、「これが舞台化されたら澁澤龍彦をやりたい」って思っていたので、縁を感じます。(村田)
キャラクター同士の関係性や伏線が張り巡らされ、『文豪ストレイドックス』らしさが詰まった今回の文ステ。クールなフォトと一緒に、文ステカンパニーや演じるキャラクターへの愛の強さ感じられるインタビューを、ぜひ本誌でお楽しみください!(畠山このみ)
CUT5月号は現在以下にて購入可能です。