ミッキー・ローク完全復活ってことで、本国でも大盛り上がりだった『レスラー』をようやく観た。
いやー、楽しかった。
だって、最初っから最後まで、ひたすら'80sハードロックばっかり流れてるんだもん。
また、そのカラッカラでバブリーで、めったやたらとテンションの高いハイトーンボイスが、このロートルレスラーの悲哀を浮き彫りにさせるわけで。
2009年の現在にあってガンズの”Sweet Child O' Mine”で泣きそうになる、っていう稀有な体験をさせてもらいました。
あと、90年代に『スクリーン』『ロードショー』を読んでた映画少年/少女には懐かしすぎるマリサ・トメイがムチャクチャいい味出してて、それもキュンとしました。(小柳)