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    RO、最後の仕事

    RO、最後の仕事

    前回のブログで先月まで在籍していたロッキング・オン編集部の最後のインタビューがヤー・ヤー・ヤーズだったって書いたが、誌面における最後の仕事は“洋楽”としてリリースされたUtada名義のセカンド・アルバム『This Is The One』のレビュー執筆となる。そのレビューでも書いたが、同じく“非アメリカン”でありながら、現在のR&B界の屈指のヒットメイカーとして君臨するプロダクション・チーム、スターゲイト(ニーヨの“ソー・シック”やビヨンセの“イリプレイサブル”など)とのコラボレーションは絶妙で、すっと聴ける素晴らしいポップ・アルバムに仕上がっている。3曲目の“アップル・アンド・シナモン”なんかで顕著な彼女の日本人離れした歌のセンスには脱帽するしかない。

    そんなロッキング・オン編集部最後の仕事が、CUT編集長に就任して初の表紙巻頭特集とリンクしたことは実に感慨深い。宇多田ヒカルが表紙を飾るCUT6月号は5月19日に発売されます。楽しみにしてください。(内田亮)
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