3年の時を経ての再演する、ミュージカル「笑う男」。浦井健治が、今伝えたい想いとは?

3年の時を経ての再演する、ミュージカル「笑う男」。浦井健治が、今伝えたい想いとは?

発売中CUT2月号で浦井健治さんのインタビューを敢行しました! 2月から3都市で上演されるミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』で、主人公・グウィンプレンを演じます。初演から3年を経ての再演ですが、この時代にこの作品を上演する意義をどうとらえているのか、ステージに立つ表現者として抱く今の率直な気持ちをじっくり伺いました。

今、この戯曲と向き合うと、フィクションではあるけれども、ノンフィクションのように歌詞やセリフが自分の心に飛び込んでくる感触があって。今とリンクすることが増えているということに衝撃を受けました。今回の再演で、初めて全体でホン読みをしたときに、演出の上田一豪さんが、そういうことを含めて、「この時代にこの再演をやる意味を大切に感じていけたらと思っています」と打ち明けてくださったんですね。そのときに、出演者全員がそこにリスペクトを感じて、声は出さないけれど確実に頷いた、そういう空気を感じました


(本は)手に取って、紙に触れて読んだときに、紙のぬくもりとかインクの匂いが五感に響いてきて。そこから得た情報は、自分でつかみとったものだから消えることはないんですよね。アナログといえばアナログだけど、人間だけが持つその力は消えないって僕は信じていて、そのひとつが演劇だと思っているんです。昔から演劇が廃れずに文化として残っているのは、ライブの力があるからで。その場にいて、そこにいる人間を見て、「同じ空間にいるんだ!」って感じたい、そういうことなのかなと思っています。そのひとつの媒体として、浦井健治をちゃんと提示していけるように精進していきたいです


本誌には、絵画のような美しい瞬間が切り取られた、撮り下ろしショットも掲載しています。インタビューの全文と合わせて、ぜひ誌面をチェックしてみてください。(小泉麻衣)

CUT2月号は現在以下にて購入可能です。

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