CUT3月号で、恒例の「誰も観てない映画特集」を敢行。今年公開の邦画、洋画、アニメから、編集部厳選の52本を一挙ご紹介!

CUT3月号で、恒例の「誰も観てない映画特集」を敢行。今年公開の邦画、洋画、アニメから、編集部厳選の52本を一挙ご紹介!

発売中のCUT3月号で、CUTの毎年恒例「誰も観てない映画特集」を敢行しています!

今回ご紹介しているのは、今年の3月以降に公開&配信を控える邦画、洋画、アニメから、編集部が厳選した52本。先取りインタビューから見所解説コラムまで、最新情報をたっぷりお届けしました!
以下、特集リード文を公開します。

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2020年に新型コロナウイルスが蔓延して以来、さまざまな形で苦境を強いられているエンターテインメント業界。2021年の映画界も、少なからずその影響は続いた。非日常が日常になり、「いつか元に戻ることを」なんて願ってばかりはいられなくなった。そんな苦しい情勢でも、いや、苦しい情勢だからこそ、映画の新たな力を強く感じた一年だったと思う。
例年より2ヵ月以上遅れて開催された昨年のアカデミー賞では、NetflixやAmazon Primeといったストリーミングサイトからの配信というかたちで世界への公開を踏み切った作品が、8本中3本も作品賞にノミネート。ステイ・ホームの世界下でも良質な作品を届けられることを証明した。また、監督賞を受賞したのは『ノマドランド』のクロエ・ジャオ。非白人女性監督の受賞は史上初で、こうした最中でも映画業界は進化していくことを実感した。
日本で大きなブームとなったのは、20年に続き『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』『劇場版 呪術廻戦 0』といったアニメ映画。アニメはエンターテインメントの最先端でありメインカルチャーであり、かつ、世界と戦える大きな財産であることは、もはや説明するまでもないだろう。一方で、『花束みたいな恋をした』が口コミからロングヒットを飛ばすなど、「エンタメ大作」とは異なる趣の作品が評価されたのも映画好きには嬉しいニュースであり、何より、濱口竜介監督による『ドライブ・マイ・カー』が邦画初のオスカーノミネートという快挙を達成。日本の映画史もまた、大きな一歩を踏み出そうとしているのだ。
CUTの毎年恒例である本特集では、2022年公開の映画から、編集部の注目作52本を一挙に紹介。この中にも、時代の転換と共に、映画というカルチャーの新たな一面を見せてくれる作品がきっとあるはずだ。2022年の映画史の新たな1ページを、ともにめくっていきましょう!
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本特集で取り上げている52本のラインナップは、以下のとおり。

『仮面ライダーBLACK SUN』/『ホリック xxxHOLiC』/『やがて海へと届く』/『キングダム2 遥かなる大地へ』/『TANG タング』/『女子高生に殺されたい』/『シン・ウルトラマン』/『ヘルドッグス』/『流浪の月』/『ハケンアニメ!』/『ある男』/『とんび』/『ハザードランプ』/『百花』/『わたし達はおとな』/『死刑にいたる病』/『HiGH&LOW THE WORST 続編(仮)』/『チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』/『GHOSTBOOK おばけずかん』/『ハウ』/『メタモルフォーゼの縁側』/『映画「SLAM DUNK」(タイトル未定)』/『すずめの戸締まり』/『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』/『ONE PIECE FILM RED』/『バブル』/『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』/『四畳半タイムマシンブルース』/『犬王』/『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE (PART ONE) 』/『ミニオンズ フィーバー』/『バズ・ライトイヤー』/『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』/『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』/『モービウス』/『カモン カモン』/『ブラックアダム(原題)』/『ザ・フラッシュ(原題)』/『アクアマン / 失われた帝国』/『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』/『トップガン マーヴェリック』/『リコリス・ピザ』/『スペンサー ダイアナの決意』/『ナイトメア・アリー』/『シー・ハウ・ゼイ・ラン』/『TITANE/チタン』/『帰らない日曜日』/『アネット』/『ベルファスト』/『潜水艦クルスクの生存者たち』/『LAMB(原題)』/『Where'd You Go, Bernadette(原題)』

エンタメ大作から、まもなく開催を控えるアカデミー賞でのオスカー候補まで、多岐に渡る作品が揃ったと思います。2022年の映画ライフのお供として、保存版として、ぜひぜひお手に取ってみてください!(山下茜)

CUT3月号は現在以下にて購入可能です。

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