のんが自身の脚本・監督・主演作『Ribbon』に込めたエンタメへの想いとは――CUT3月号でたっぷり語ってくれています!

のんが自身の脚本・監督・主演作『Ribbon』に込めたエンタメへの想いとは――CUT3月号でたっぷり語ってくれています!

発売中のCUT3月号には、2月25日(金)公開の映画『Ribbon』で脚本・監督・主演を務める、のんさんのインタビューを掲載しています。
新型コロナウイルスが蔓延し、さまざまな形で苦境を強いられたエンターテインメント業界。本作は、そんな出口の見えない状況の中で、のんさんがエンタメの意義に向き合う情熱をかたちにした映画です。タイトルにもあるリボンを使った複雑な感情表現から、行き場のないモヤモヤした思い、それでももがこうとする葛藤が伝わってきて、「エンタメを止めてはいけない」というのんさんのメッセージを強く感じます。2作目の監督作となる『Ribbon』への想いを、じっくり聞きました。

自粛期間でおうちで過ごしているときに、「こうしちゃいられない」と思ってやり始めたのが、脚本を書くことだったんです。おうちには筆とか絵具もあったんですけど、悔しい気持ちが渦巻いていて、いつの間にかそれをセリフとして書き記していたんです。一番、直接的に伝えられる術だったのかもしれないです

作品の中では、のんさん演じる主人公・いつかたちが、やり場のない怒りに叫んだりするようなシーンも。のんさん自身はコロナ禍で、葛藤して爆発してしまったようなことはあったのか、という問いには、「うーん……」と悩んだ後、こう語ってくれました。

私は、この作品を作れたのでそうならずに済みました。いつかを通してモヤモヤしてる自分に怒ったり、今まで作ってきたものを生まれ変わらせたりできたので、ギリ、大丈夫でした。いつかや平井(山下リオ)の思いは、高校生のときとか、今より若いときの自分に近いと思います。未来のために頑張っていて、まだ何者にもなれていない。その時期にいた自分がコロナによって行動を封じ込められたら、こうなっちゃうよなっていう姿を描きました

撮り下ろしフォトでは、監督としての凛とした表情と、映画にちなんで“リボン”を手にしたのんさんのショットを掲載しています。編集部の「リボンを持ってください」というお願いに対し、何の迷いもなくポーズを決める様子はさすがのひとこと! 取材陣一同が惚れ惚れしてしまった “のんfeat.リボン”ショットは、ぜひ誌面でチェックしてみてください!(山下茜)

CUT3月号は現在以下にて購入可能です。

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