発売中のCUT11月号で、鈴木拡樹さんへのインタビューを敢行しました!
舞台と映画の両軸で物語を描くプロジェクト「東映ムビ×ステ」の『死神遣いの事件帖』。2020年の映画『死神遣いの事件帖‐傀儡夜曲‐』で幕を開けたシリーズの待望の続編!ということで、主人公・久坂幻士郎を演じる鈴木さんに、11月に公開となる映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』への思いを聞きました。
続編決定が決まり、喜びと共に「『東映ムビ×ステ』作品の続編が製作されることは初めてなので、そういう先駆けの作品になれたかな」とも思ったと語ってくれた鈴木さん。舞台も映像も垣根を超えて活躍している鈴木さんならではのこだわりもあったと言います。
(舞台と映画では)殺陣ひとつとっても違います。たとえば、舞台ではお客さんが前に座っていらっしゃるので、お客さんから見て刀がどう見えるかに注力するんですけど、映像だとカメラに対して刀の位置を考えます。リハーサルで「カメラがこう動きます」という確認をしているわけではないので、現場で常にどの位置にカメラがあるかを考えて、いかにメインのカメラに向かっているように刀をかぶせていくか、になります
殺陣については、第1弾から難しいと思っていたのが――死神である十蘭の力を借りて戦っている間、幻士郎はずっと寿命を削られ続けているんですよね。リアルな戦闘の疲労に加えて、命を取られて疲弊していく状態というのは、なかなか今までやったことがなかったなと。ほかの作品で、人間じゃないから絶対に疲れない、という役をやっていたりしますし(笑)
他キャストとのエピソードや、キャリアを重ねた今だからこそ感じることなど、芝居への向き合い方もじっくり語ってくれました。まるで舞台上にいるかのように見える撮り下ろしフォトと合わせて、ぜひ誌面をチェックしてみてください。(山下茜)
CUT11月号は現在以下にて購入可能です。