津田健次郎のロック愛が溢れるインタビューをCUT11月号に掲載中! 「今は亡き伝説のロックスター」を演じた『ラプソディ』について、たっぷり語っていただきました

津田健次郎のロック愛が溢れるインタビューをCUT11月号に掲載中! 「今は亡き伝説のロックスター」を演じた『ラプソディ』について、たっぷり語っていただきました

発売中のCUT11月号に、津田健次郎さんのインタビューを掲載しています!
音楽アニメプロジェクト『ラプソディ』で、今は亡き伝説のロックスター・東坂響二を演じている津田さん。公式YouTubeチャンネルにて公開されているボイスドラマでは、そんな東坂響二の遺言のメッセージを聴くことができます。『ラプソディ』のすべての始まりとも言える存在を、津田さんはどのように演じたのか。自身のロック精神のルーツも含め、たっぷりお話を伺いました。
以下、発言を一部抜粋して紹介します!

僕が中学生くらいの頃はポップス全盛期だったんですけど、それよりも僕はロックのあの感じに憧れがあって。(中略)ロックはたとえバラードであったとしても、そこに哀切といいますか――いわゆる社会の体制にうまく乗れない人たちの心の叫びだったり、悲しみだったり、そういったものが溢れていた気がするんですよね。ロックの、そういう叫びみたいなものがかっこいいなと思って、非常に影響を受けました

(東坂響二役のオファーは)正直荷が重いと思いました(笑)。物語のすべての発生点である人物で、この人の遺したレーベルが人を集めて「もう一度ロックを」となるわけじゃないですか。そういうカリスマをやるのって、なかなかキツイんですよ。(中略)でも、台本をいただいて読んだら、短い音声ドラマの中にも東坂響二という人の良さが溢れていて。「とにかく素直に演じれば成立するな」と思って、演じさせていただきました。言葉に嘘がなければ、僕の持っている感覚とか感性とか想いがしっかりと合致するだろうなと。そこで道が見えた気がします

僕が演じてきた「作品の内臓になるような役」というのは、ちょっと異質で特殊性の強い役が多かったんです。でも、響二はとても真っ当な人間なので。もちろんロックミュージシャンというある種の特殊性は抱えているにしろ、ただの父でもある。その部分が全然違いました。ちゃんと“人間丸出しの中でのカリスマ”という。非人間的な役ならまず1回飛んじゃえばいいんですけど、響二は飛ばないですよね。今の彼を演じるなら、いかに地べたにしっかり足をつけるかのほうが大事だと思いました。地べたに足をつけたまま飛ぶという、その矛盾をどう越えていくのか。それは、ある時期から表現者みんなに共通してくる気がするんですけど、響二にもその領域があるんじゃないかと思います


今回津田さんが演じたのは「伝説のロックスター」ということで、誌面には、ロック感満載の撮り下ろしフォトも掲載しています! とあるロックスターを彷彿とさせるようなポージングもあるので、モデルが誰だったのか……想像を膨らませてみても楽しいかもしれません。インタビュー全文と合わせ、本誌を要チェックです!(安田季那子)

CUT11月号は現在以下にて購入可能です。


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