発売中のCUT3月号に、岡田将生さんのインタビュー+撮り下ろしを掲載しています!
今回お話を伺ったのは、岡田さんが主演を務める映画『ゴールド・ボーイ』について。中国の原作小説が配信ドラマ化され、総再生数20億回を越えたヒット作を、新たに日本映画としてリメイクした作品です。
岡田さん演じる冷酷な殺人犯=東昇と、東の殺害現場を目撃してしまった子どもたちとの駆け引きで展開していく頭脳戦サスペンス――そんな本作に、どのように臨んだのかをじっくり聞きました。
以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します。
「その為に時に厳しく、距離をとり、現場にいました」と公式HPでコメントされていた岡田さん。だからこそ、「子どもたちとは、あえてコミュニケーションを取っていない」んだそう。まず、この役をどう自分の中で理解して演じるかというところがすごく難しいなというのと……中国で原作に沿って作られたドラマがすでにあるので、この東昇という役をリメイクとしてどう作るかが自分の中でまとまっていないと、引き受けてはダメだなと思っていたんです。(中略)でも、やっぱりこの役をすごく魅力的に感じたんですよね。こういう役をやれる機会もなかなかないだろうから、やりたいっていう気持ちもあって。最終的にはこの作品は子どもたちの話なので、子どもたちが輝くように、羽ばたくようになればいいな、という思いでやろうと決めました。だから、「子どもたちのためにやろう」というのがまず第一でしたね
キャラクターの関係性上、コミュニケーションを取らないほうが良いなと感じたので。すごく遠くから、子どもたちを見ていた感じですね。(そういう視点で子どもたち3人を見ていて)すごく良かったですよ、度胸もあるし。すごく悩みながらやっていたとは思いますけど、どこか一瞬でも緩んでしまうと物語が成立しなくなってしまうので、僕は、子どもたちには東昇として接していました。その緊張感は、たぶん彼らにも伝わっていたと思います。でも、その中でも自由にお芝居をする姿は、本当に頼もしかったですね
キャリア史上、「ここまでサイコな役はないかもしれない」とも語ってくれた岡田さん。役や作品への向き合い方に真正面から切り込んだ、そんなインタビューになっています。誌面では、本作で見せた“狂気”を、静かながらも全面に押し出した写真の撮り下ろしも掲載。『ゴールド・ボーイ』の公開を待ちながら、インタビューも撮り下ろしフォトも、ぜひチェックしてみてください!(山下茜)
CUT3月号は現在以下よりご購入可能です。