『E.YAZAWA ROCK』舞台挨拶付き上映会

『E.YAZAWA ROCK』舞台挨拶付き上映会
先日、『アンヴィル』という映画のライヴ付き試写会が、普通の試写会とはまったく異質なものだったと書いたけど、昨日も、これまたまったく別物になっていたとあるイベントに行きました。
タイトルからわかるように、いまだ熱く燃える矢沢永吉のロックンロール魂を捉えたドキュメンタリー『E.YAZAWA ROCK』の舞台挨拶付き上映会が、昨日、東京国際映画祭の一環として六本木のTOHO CINEMASで行われたんだけど、基本的に一般の方が入場できるイベントだったんで、ご察しのとおり、会場には普段は映画祭とも、六本木とも無縁そうな永ちゃんファンが大勢来ていた。
それだけに、リアル永ちゃんが監督とともにステージに現れたときの盛り上がりはとてつもないものに。スタンディング・オベーションはもちろんのこと、コールはあるわ、野次は飛ぶわ、本当に映画祭とは思えない熱気が会場を覆った。
でもヒーローに対する絶大なリスペクトが込められたその喝采は本当に気持ちいいもんで、当の本人はもちろんのこと、後ほど聞いたんだけど、映画祭の関係者たちもすごく喜んでいたとのこと。
2007年に行われた“武道館100回記念ライブ”の映像を中心に、30年前の貴重なフッテージを織り交ぜ、今年60歳になった矢沢永吉のロックンロール・ライフを綴った映画自体も非常に熱いものがあり、監督が話したとおり「永ちゃんファンじゃなくても、かっこいいと思える」内容だった。言うまでもなく上映後も大喝采。すごく気持ちいいひとときだった。
『E.YAZAWA ROCK』舞台挨拶付き上映会
にしても生矢沢永吉はすごい。自分は3列目に座っていて、かなり近かったんだけど、そのオーラには会場全体が圧倒されていた。(内田亮)
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