今日、フランス映画祭のため来日しているジャン=ピエール・ジュネを取材してきた。
彼がまだマルク・キャロと組んでいたころの『ロスト・チルドレン』は恐らく自分のベスト映画トップ5に入るほど好きな作品で、だからめちゃくちゃ緊張したんだけど、これまた作品と同じく、すごくお茶目な方で(このブログの写真を見てもらったらすぐわかるだろう)、なんか最初から和みモードのインタビューとなった。
話の中心は、日本では今秋公開される最新作『ミックマック』についてだが、これまでの作品についてや、ハリウッド進出についてなど、色んな話を聞けたんで、ちょっとでもそのヘンテコな脳内の中がわかる記事になれば、と思っています。
ただひとつ。前にもどっかで読んだんだけど、どうやら監督自身は『ロスト・チルドレン』は自分のフィルモグラフィの中でもっとも納得してない作品らしくて、それについて改めて聞いてみたんだけど、その答えは作品のファンとして、やっぱりちと悲しいもんだった。その答えは、『ミックマック』公開にあわせて組む予定の特集でどうぞ。(内田亮)