現在、発売中のCUT4月号に掲載した三池崇史×宮藤官九郎の対談に続き、次号でも『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』の特集記事のためである。
初めてお会いしたんだけど、すごく気さくな方で、おもしろおかしく、作品に対して、そして役者としてのキャリアに対して、実にフランクに語ってくれた。
にしても、この『ゼブラシティの逆襲』、前作を超えたとんでもない映画になっている。スケールがデカイのは当然のことだけど、とにかく“続編”としての完成度が異様に高い。しかも、三池崇史×宮藤官九郎という“レッテル”から予想する“変化球”ではなく、わりとストレートに飛んでくる球だけに、ビックリする。面白い。
哀川さんにとっても、前作の『ゼブラーマン』は主演映画100本目の記念だったが、その続編となる今作はデビュー25周年の記念。やはり本人としても、かなり特別なものを感じているらしい。本人は「絶対にありえない」と断言してたし、三池監督も宮藤官九郎も“ない”と言ってたけど、ヒョッとしたら、また続編もあるかも……と、それぐらい期待しちゃう作品である。