『トイ・ストーリー３』を今日観た。
ピクサーの映画に対する期待は常にめちゃくちゃ高く、しかも愛してやまない『トイ・ストーリー』の新作となると、そのハードルはとてつもないことになっていたのだが、それを軽く飛び越えてしまうほど、この映画は凄まじく素晴らしい。
本当に泣けるし、笑えるし、とにかくシリーズの良さ、ピクサーの素晴らしさが、凝縮された傑作だった。本当にぶったまげた。

そもそも設定が泣ける。
オリジナルからほぼリアルタイムで進んだ時間軸。
ウッディやバズをこよなく愛していた当時８歳のアンディは今は１７歳で、大学に進学するために家を離れることに。
そこで彼はかつて日々一緒に過ごしたおもちゃたちをどう“処分”するか悩むわけだが……。

いや〜、やられました。
大人になる過程で誰もが失うイノセンスを象徴するトイたちの冒険は本当に泣ける。
次のＣＵＴで大特集を組む予定なんで、楽しみにしてください。

あと個人的には、新キャラも最高に楽しめた。特に悪者。詳しくは書かないけど、まさにピクサー悪者の系譜にある、最高のやつがこの映画に初登場する。
そして、これはもう既にあらゆるところで紹介されているんだけど、あの「トトロ」が登場するのも要注目。（内田亮）

(C)Disney/Pixar. All Rights Reserved.