『あの花』、傑作の匂い。

『あの花』、傑作の匂い。

ノイタミナは毎クール楽しませてもらってるけれど、木曜日スタートの4月期は特にいい。

特に『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。
これ、1話を観る限り、とりあえず傑作の匂いしかしない。

絶妙な欝展開と、あるあるネタをガンガン繰り出しながら展開していくダイアローグ。

キャラクターのイントロダクションのうまさ、テンポ感、シーンひとつで群像劇の関係性を明確に提示する言及力。
これぞ、いまやアニメ界のエース脚本家、岡田麿里の仕事だろう。
いちファンとしては、熱い期待を見事に上回る出来でほんとうに嬉しい。
このクオリティの仕事を、いま”オリジナル”でできる人はそうそういないと思う。

CUTでもおもしろいアニメはどんどん取り上げていこうと思っているので、こういう作品との出会いはモチベーションになる。
同じくオリジナル脚本の『C』もかなりよかった。作品の性格上、1話では設定の説明を丁寧にしていた印象だけど、今後が楽しみ。(小柳)

(C)ANOHANA PROJECT
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