ついに観た。
観たわー、『ドラゴン・タトゥーの女』。
フィンチャーのいかなる才能を愛するのか、それによってまったく鑑賞後感の変わる映画。
ぼくはかなり恐れ入りました。
サスペンス、ミステリーとして無欠の出来と言っていいと思う。
フィンチャーの映画監督としての地肩の強さというか、天性のバットコントロールというか、とにかく映画を作るということにおいて、あらゆる筋肉に恵まれている人なんだなあ、映像派っていうのは本当にひとつの能力でしかないんだなあ、ということがよくわかります。
とにかく、映画としてむちゃおもしろい。
ただ、フィンチャー作品としてどうとらえられ、どう受け入れられるのか、それは非常に気になる。
という意味ではなんだか不思議な映画かもしれない。
あと、トレント・レズナーはいずれ、ハンス・ジマーになれてしまうのではないか、本気でそう思いました。ここまでとはなあ。
公開は2月10日。それまでに昨日発売になったCUT2月号でぜひ予習を!
映画を観た上で手前味噌なことを言わせてもらえれば、かなり芯を食った濃厚な特集になっております。(小柳)