『桐島、部活やめるってよ』を観た


監督は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クヒオ大佐』『パーマネント野ばら』の吉田大八。
5人の異なる部活の主人公の視点の交錯によって、思春期とは何であるかを炙り出した、強烈な個性をもつ原作の映画化。
普通に考えたらその構成だけは守るのだろうが、神木隆之介の演じる映画部の前田というキャラクターに監督が思い切って感情移入して一つの指向性を与えたことによって、映画ならではの強烈な色が出ていた。

みなさんは体育部、文化部、帰宅部、どれでした?
それぞれの視点から楽しめる映画です。(古河)
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