おかげさまで、すでに随所で大好評をいただいております、本日発売の『H』最新号。
ありがとうございます。
表紙から全力でお送りしている全50ページのaiko特集、いかがでしょうか?
記念すべき10枚目のアルバムリリースのタイミングで大きな特集を組みたい、ということは何年も前から構想していたことなんですが、今回は、aikoさんご本人のご協力もあり、最高のかたちで作ることができました。
その中の企画のひとつ、「aikoをめぐる10の景色」では、aikoさんご本人が10の景色について思いを語ってくれているわけですが、これ、本当にaikoさんがご自分で選んでくれた10の場所なんですね。
で、実際、すべての場所をめぐり、写真を撮ってきたのですが……で、大変、青くさいことを言いますが、本当に、あらゆる場所に流れておりましたね、aiko楽曲が。いや、もちろん、自分の脳内で、ですけども。
というか、そこに思いを持った”わたし”と”あなた”がいる限り、aikoというシンガーにとっては、あらゆる単なる道や場所が”景色”になっていく。で、それが場所場所を訪れると本当によくわかる、というか。
そこにいくと、こちらにもそれなりのドラマが喚起されてしまう、というなんだか不思議な感覚がその道中、ずっとありました。
で、何が言いたいかっていうと、そんなことをこの特集から感じてもらえたらいいなー、ということだったりします。
ぜひともお手にとってご覧ください。
日本史上に残る希代のソングライターの楽曲は一体どんな場所から生まれてきているのか、そのある種のドキュメンタリーとしてもちょっと貴重な記事になっているんじゃないかと思います。
「10のアルバム、10のコトバ」という切り口で語ってもらった全アルバムインタビューも非常に濃厚な内容になっております。
こちらも……泣ける、と思います。
大変しつこいようで申し訳ないんですけども、『H』2012年7月号は絶賛発売中でございますので、みなさんぜひ!(小柳)