先週土曜日にオンエアされた『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』の平均視聴率は、21.3%だったらしい。
このご時勢において、本当に立派な数字。
内容は、織田裕二がCUT9月号で語ってくれた、「映画はいつもより重く、TVはいつもより軽く」という言葉通りだった。
いや、もちろん、過去の伏線のひとつひとつを振り返りながらニヤリとできる、いつも以上にフットワークの軽いエンタメ作品、という意味で。
「ああ、ボクサー! ああ、女子高生! ああ、カエル急便!」ってな感じで(細かく言えば、もっとたくさんあるけど)、長きにわたり『踊る』を作ってきたスタッフが最後の愛を込めて作った、これぞ最愛の『踊る』作品だった。
あと、先日行われた完成披露試写会のときの映像もオンエアされたんだけど、映画上映直後の青島&室井の握手なあ……あれは何度観てもヤバい。
10回ほどリピートしました。そういうファンの人、かなりいるはず。
そして、いよいよ今週末に公開が迫った『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』。
これもまた、『踊る』への思いがこれでもかと詰まった、あえて言っちゃうけど、『OD1』のように深く長く愛せる素晴らしい作品なので、ぜひとも多くの人に劇場に足を運んでほしい。
で、CUT9月号もひとつよろしくお願いします!
ありがたいことに、「涙と笑いの名シーン10」へのリアクションが多くてうれしい。
気合入れて原稿書きまくったのでこちらもぜひ。(小柳)