現在開催中のトロント映画祭で上映されるニール・ジョーダン監督最新作”Byzantium”。
とりあえず、ポスターがすこぶるかっちょいいので、それだけで期待大なんですが、これがヴァンパイア映画だってのがまた否応なく興味をそそる。
なにせニール・ジョーダン×ヴァンパイアだしね、好きか嫌いかという話はまた別にして、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のようなお耽美炸裂映画になるのかなあ、ぜひともそうしていただきたいといったところ。
ただ、今回公開されたクリップを観ると、「美」は確かにそのとおりなんだけど、よりピュアにゾクゾクしてくるような、エグみの効いた恐怖映画になっていそうな予感もする。
観てみてください。
http://www.empireonline.com/news/story.asp?NID=35096
主人公は、ヴァンパイアの母子で、母をジェマ・アータートンが、そして娘をシアーシャ・ローナンが演じているこの映画。
このクリップで確認できるのは主にシアーシャの姿なんだけど、これがまた美しく、さらにエロく、なにより恐ろしく、いろんな意味でゾクゾクしてくる。
『モールス』のクロエ・グレース・モレッツ版ヴァンパイアも最高だったけど、シアーシャ版ヴァンパイアはより情念系に仕上がっていてそれはそれで素晴らしい。
現状、確認できる映像資料はこれだけだけど、かなり期待していいと思う。
イギリスでの公開は2013年、とだけ発表されております。日本は未定。(小柳)