CUT8月号=表紙巻頭大特集「『あまちゃん』が日本の朝を
変えてしまった」号、いよいよ明日、7月19日発売です!
ヒロイン=天野アキ=能年玲奈のロング・インタビュー&
東京編のスタジオセットで撮り下ろし写真、
宮藤官九郎文字びっちり6ページのシリアスなインタビュー、
スタッフおふたり(制作統括:訓覇圭&演出:井上剛)の
インタビュー、『あまちゃん』撮影本番中のスタジオ潜入レポート、
そして編集部で寄ってたかって書きまくったテキスト
「ぼくらが『あまちゃん』を愛してやまない15の理由」、
全部合わせて34ページ!
テレビ雑誌、女性週刊誌、おっさん週刊誌、ファッション誌などなど、
今やどこもかしこも『あまちゃん』の記事だらけですが、
このCUTほどの熱量(そう、まさに「熱」と「量」です)で
それをやっている雑誌はないでしょう!
あったら教えてほしいくらいです!
と、自ら言いたくなるほどの、渾身の1冊です。
日本中の『あまちゃん』依存症のみなさま、ぜひお読みください!
あ、でも、テレビブロスでやっていた、
「潮騒のメモリー」の振付けを、2ページ見開きで写真で図解している
記事は、思わずちょっと笑いました。
実際にあの振付をした先生と一緒に踊ってる編集部の人が、
知り合いだったのも含めて。
それから。
今朝の『あまちゃん』の放送で明らかになった、
「“潮騒のメモリー"を歌っていたのは、実は春子だった」
という衝撃の事実ですが、実はCUT編集部では、けっこう前から、
「もしかしたらそうなのではないか」
「もしそうだとしたら、すべてのつじつまが合うんだけど」
と、話し合っていました。
でも、もし仮に、本当にそうだったとしても、いつそれが
放送されるのかはわからないし、なんの証拠もない憶測なので、
記事では触れずにおいたのですが、
そうかあ。CUT発売の前日にそうなったかあ。
という、ちょっと複雑な感慨がなくもありません。
でも、もっと複雑なのは、その説、我々自身で考えついたのではなく、
「熱心な『あまちゃん』ファンである知人にきいた」
という事実だったりもします。
熱心さでは負けていないつもりですが、頭のよさで負けてたわけですね。
余談。
その今朝放送の『あまちゃん』で、残念だったことと感心したこと、ひとつずつ。
残念だったこと:太巻と春子がレコーディングスタジオに向かう
タクシーの中で、がっちりシートベルトを締めていたこと。
あの時代の日本で、後部座席でシートベルトを締めてる人、いません。
というか、下手すると運転席と助手席も、まだシートベルト着用が
義務づけられていなかったかも。
って、「そんなこたあ重々わかってるの!」「でも大人の事情があるの!」
という、制作側の声がきこえてきそうです。失礼しました。
感心したこと:そのレコーディングスタジオの、ディレクターもしくは
プロデューサー的な席にいたスタッフの男のかぶっていた、
赤いアポロキャップ。
確かに、当時、ああいうデザインでああいう生地のやつ、
すごく流行っていました。
私も、あれとまったくおんなじやつを持っていたかも。
よく探したなあ。そして、こういうディテールのツメ、
ほんと細かいなあ。と、感銘を受けました。
CUT9月号、詳しくはこちらを。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/85056
(兵庫)