「CUT NIGHT」第1回大盛況、そして好評につき第2回の開催も決定!
2013.12.16 23:06
12月2日、DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYにて初開催となった、映画と音楽の楽しさを同時に味わえるトーク&ライヴイベント「CUT NIGHT」にお越し頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
たくさんの方々にご来場頂いて会場は満席。
CUT編集長・渋谷陽一と、同じくCUTで連載中の人気コラム「小さなスクリーンの中で生きていたい」でお馴染みの山田ルキ子さんの、笑いあり、トークライブならではの暴走ありの映画談義も大いに盛り上がりました。
今回のトークテーマは、CUTでも連載を組むなどして、その充実のラインナップを紹介してきた「TSUTAYA 発掘良品」。
知名度やこれまでの評価にとらわれず本当に楽しめる映画を、廃盤等でなかなか観ることができなくなっていた幻の作品も含めて、100人の映画通の選により発掘してきたそのセレクションの中から、渋谷陽一と山田ルキ子さんが特に思い入れの強い作品をピックアップ。
音楽評論家・渋谷陽一ならではの視点と、年間約100本ペースで映画を観続けているという山田さんのディープな視点が交錯することによって、ロックと映画の切っても切り離せない関係が炙り出されるような充実のトークショーになりました。
そして山田ルキ子さんの本来の顔であるミュージシャン・lukiとしてのアコースティック・ライヴ、これが素晴らしかった!
これまでにも、彼女のライヴはバンドセットのものを何度か観たことがありますが、ギターとキーボード、そしてluki自身の歌とハーモニカというシンプルなセットによって生々しさを増した楽曲の世界と、映像作家・三嶋章義氏によると生命と宇宙の神秘に触れるような美しい映像のドッキングは新鮮。
しかも、自らの音楽作りのルーツにもなっている映画について語ったあとのライヴであることが、いつも以上に彼女を解放させたのか、その歌声とメッセージが今までになく伸びやかに胸に沁みわたってきました。
特に、モノクロ映画をコラージュした映像と共に届けられた、この日のために作ったという新曲“パラレルワールド”と、普遍的な希望のメッセージとは何かを彼女にしかできない新たなポップな表現として追求したことが感じられる力強い新曲“100年後のあなたへ”は感動的。
この日ならではの特殊な形式でありながら、新たなステージへと踏み出しつつあるシンガーソングライター・lukiの現在をはっきりと感じられるライヴでした。
12月31日、COUNTDOWN JAPAN 13/14でのステージも楽しみ!
そして、この「CUT NIGHT」ですがご好評につき、第2回の開催も来年1月14日(火)、同じくDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYでの開催が決定しています。
さらにパワーアップしたその内容は、12月19日発売のCUTやこのRO69にて告知していきます。
次回も、映画と音楽を愛するたくさんの方々のご来場をお待ちしています。(古河)