どうしようかな

どうしようかな

当サイトのニュースのコーナーでも、ディスクのコーナーでもピックアップした、タワーレコード限定5000枚リリースのシングル。

渡辺大知・峯田和伸・岸田繁「どうしようかな」
UKCD-1128 UK PROJECT 
¥1,050(税込) 発売中

カップリング「旅に出てみよう」は、劇中で峯田が歌う、弾き語りのフォーク・ソング。
作詞はみうらじゅんと峯田、作曲は峯田。
で、表題曲は、村八分のカヴァー。
オリジナルの、あの野放図で自由な感じと近い空気があって、そこがとてもいい。

って、村八分、さすがにリアルタイムで知っているわけではない。後追いです。
僕の通っていた高校では、一部のバンド小僧の間で、なぜか、サンハウスや、村八分や、そのギタリスト山口冨士夫が、大変に支持されていた。
1980年代中盤。ラウドネスやアースシェイカーなどの日本のヘビメタ、ラフィンノーズ・ウィラード・有頂天のインディーズ御三家、あとBOOWYなんかが大人気だった時代です。
にもかかわらず、そういうのをコピーしている先輩や後輩が何人もいた。自分もですが。

個人的には、村八分解散後の1974年に出た山口冨士夫のソロアルバム「ひまつぶし」が大好きで、よく聴いていた。
その中でも、特に「おさらば」という曲と「からかわないで」という曲が好きでした。今思うと、どっちも暗い曲だ。
「からかわないで」は、その後、大学生の時に、「ドラムがいない」ってヘルプを頼まれたバンドで、2回だけライブでやったことがある。

ってことを、この曲を聴いていて、18年ぶりくらいで思い出した。確か、京都の拾得とWHOPEESだった。もうロッキング・オンに入ることが決まっていた頃だったような気がする。

なお、よく知られているが、村八分のボーカルで、この「どうしようかな」の詞を書いたチャー坊こと柴田和志は、1994年に亡くなっている。
山口冨士夫は、現在、闘病中らしい。

「色即ぜねれいしょん」がどのようにすばらしい映画かは、今年2月2日の当ブログをご参照ください。
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