アルカラ、昨日、初めてライブ観てきました。
12月8日に出たアルバム『フィクションを科学する』の
リリース・ツアーのセミファイナル、渋谷O-Crest。
カーディガン、U&DESIGN、GOOD ON THE REEL、
小久保淳平バンドが出て、最後にアルカラ。
びっくりした、かっこよくて。
ものすごい音圧。ものすごい爆音。ものすごい曲展開。
CDからはまずそういうものを受け取ったので、
そういうライブなんだろうなあ、と予想してたんだけど、
で、実際にそういうものでもあったんだけど、
そういう、なんというか、「爆音の快楽」みたいなもの以上に、
「自分はこういうことを感じている」とか「だからこれを伝えたい」とか
「これを共有してほしい」みたいな意志が強く前に出ている、
そういうバンドだった。ってことが、ライブを観てわかりました。
シンプルにいうと、わかりやすい。特にメロディと言葉が。
まあ、そうじゃないと、ああいうアルバムタイトルや曲名だったり、
「××を科学する」って、ツアー1本ずつ違うタイトルを付けたりしないか。
このツアーで、O-Crestは2回目なので、今日は「O-Crest2巡目を科学する」
ってタイトルでした。
あと、ちょっとすっとぼけた、いちいち笑いが入ってくる、でも
「笑わせる」ってよりも「煙に巻く」みたいなノリの
ボーカル&ギター稲村太佑のキャラクターにも、惹かれるものがありました。
ちょっとHiGEの須藤を連想しました。
音も曲も歌詞も全然違うけど、そこだけは。
神戸のバンドですよね。今は東京に出てきたらしいが。
女王蜂といい、「神戸って何か独特な磁場があるのかな」と
思わされることが多い気がする、最近。