さらに前回の続き。これでおしまいです。
トリ、磯部正文のライブについて。
ハスキンの「バランス予報」、CORNERの「走るナマケモノ」などなどの
名曲たちを、次々と披露。アンコールもやってくれました。
笑ったのが、カヴァー曲を歌った時。
奥田民生の最新アルバム、そう、あの
「客前ひとり多重レコーディングツアー」で作った「OTRL」から、
「えんえんととんでいく」をやった。
イッソンが民生の熱心なファンであることはみんな知ってるので、
カヴァーしたところでびっくりはしないが、ただ、最新作からやる、というのが偉い。
おお。さすが、OTに憧れて同じ高校に行った男。
広島県立皆実高校卒。
イッソンの実家の位置を考えると、基町高校の方が圧倒的に近いのに。
などと、ローカルなことを考えながら観ていたところ、その次にやった曲は、「RL」でした。
つまり、「OTRL」の3曲目と4曲目を続けてやったってことです。
どんだけ好きなんだ。よっぽど気に入ってるとお見受けしました、あのアルバムが。
いや、私も好きですが。
あと、すげえなあとつくづく思ったこと。
イッソン、声、でけえ。
「バカでけえ」と言っても過言ではない。
アコースティックだとよくわかる。
そして、星野くんもオーケンも、どちらかというと
そっと歌うタイプなので(オーケン、バンドの時は違うけど
アコースティックではそうなのです)、よけいイッソンの
「声バカでかさ」が際立ってました。
イッソン、自分でもつくづくそう思ったらしく、途中で
マイクから口を遠ざけて歌ったり、
「自分でもうるさいです」とか「家では歌えない」と言ったりしてました。
私は、ことドラムとボーカルに関しては
「音でけえ」「声でけえ」というのを、評価基準の重要なひとつにしている
ところがあるので、大変に、好ましく思いました。
ちなみにOTも、そういうフシがあります。
そのことを前に書いたブログがこれ。→ http://ro69.jp/blog/hyogo/35788
というわけで、とてもよいイベントでした。おもしろかった。
って、ちょっと待て。イッソン、あの曲もやったのに、なんでそれ書かないんだ。
もし昨日あそこにいた方が読んでいたら、そう思っていることでしょう。
私も思っています。
いますが、昨日から考えているにもかかわらず、どうしても曲名が、思い出せないのです。
タイトルが思い出せず、ならば歌詞やメロディから……と思うも、
昨日観て
「ああっあの曲だ!」と思った、その歌詞もメロディも、今、思い出せないのです。
なんだそれは。と思うでしょう。私も思います、だから。
あそこにいた方、ぜひ、教えていただけると幸いです。
こんな奴ですみません。
あ、イッソンには内緒です。
って、ここに書いている時点でアウトだと思うが。
写真は、CORNERの1stアルバム「走るナマケモノ」。
2003年作品。懐かしい。