SIGHT、3月31日の発売以来、大変に好調に売れております。
ありがとうございます。
精魂込めて作った雑誌が売れている、というのはうれしいことですが、
ただ、「正常だから鬱になる」という特集を組んだ号が売れるということは、
この問題について知りたい人が多いということであって、なんで知りたいのかと
いうと言うまでもないわけで、シリアスさと切実さを、とても感じます。

この特集の4本のテキストのうちの1本＝メディカルケア虎ノ門院長：
五十嵐良雄先生のインタビューについて、前にここで書きましたが
（これ http://ro69.jp/blog/hyogo/49437 ）、
独協医科大学越谷病院の精神科医、井原裕先生のインタビューも、目からウロコでした。
話の内容が、もう単純って言っていいくらい、あまりにもシンプルで。
でも、「いや、でも、言われてみれば、確かにそうです」ということばかりで。

なぜ鬱になるのか。なぜ月曜日の朝は憂鬱なのか。
鬱からの回復をさまたげているものは何なのか。
で、じゃあ、どうすればいいのか。
などについて、明快に語られている。
どう明快か。「寝ろ」って話なのだ、端的にいうと。
「いや、だから、眠れないから苦しいんじゃないですか」と、
言いたくなるでしょう。
そうすると「なんで眠れないのか考えてみなさい」と。
その答えも、また、さらに、極めてシンプルです。
にもかかわらず‥‥いや、「にもかかわらず」じゃなくて「だからこそ」
かもしれないが、ものすごい説得力なのです。

ぜひおすすめです。
詳しくはこちら。
http://ro69.jp/product/magazine/9