「ライヴと体育館」の話

「ライヴと体育館」の話

昨日、ヒダカトオルtwitterと、マキシマム ザ ホルモンの
オフィシャルtwitterで知ったこと。

昨日=5月20日(日)、四国・愛媛大学医学部の医学祭の
ライヴに、マキシマム ザ ホルモンとヒダカトオル(バンド・セット)が
出演、だったのですが、先攻:ホルモンのライヴ中に、
会場である体育館の床がぬけて、ホルモンはそのまま終了、
ヒダカトオルはステージに立てず。
という結果に、なってしまったそうです。

ホルモン、ヒダカさんとバンドのメンバー、医学祭のスタッフの
みなさん、そして誰よりもお客さんたちの無念は、もう
想像するだけで胸が痛いし、私はそのライヴに行ってないし、
関係者でもないので、誰を責めるつもりもありませんが、しかし。

体育館でライヴやっちゃダメなんです。お客が跳ねるバンドは。

いや、ホルモンを責めてるんじゃありません、だから。
その会場にホルモンを呼んだ、ということ自体に、
無理があったのではないかと。
この「お客が一斉に飛び跳ねたら体育館の床がぬけてしまった」
という事態、昔から何度も、日本各地で起きているのです。
ずいぶん前にこのブログでも書いたけど、それこそ、SPARKS GO GOが
地元倶知安でイベントやった時に、町の体育館の床がぬけて
しまったとか、忌野清志郎&2・3'Sがボスの母校である
都立日野高校に招かれてライヴやったら、2曲目で床が陥没した、とか。
後者は、私、現場にいました。
そのことを書いたのはこちら。http://ro69.jp/blog/hyogo/34138

体育館の床って、バレーとかバスケとかで数十人程度が跳ねるのは
大丈夫だけど、何百人何千人がジャンプしても平気なようには
できてないんですね、どうやら。
ただ、代々木第一体育館とかはしょっちゅうライヴやってるわけだし、
そういうでっかい体育館、あるいは最近できた体育館は、
大丈夫な床の構造になっているのかもしれませんが。
じゃあ、昔に建てられた体育館はダメ、ということなのか。

しかしこの「体育館の床は結構もろい」という事実、ほんと、
どこかにマニュアルとして蓄積されていかないもんなんだろうか。
と、つくづく思います。
また同じことが、日本のどこかで起きないために。

上は、先週リリースになったばかり、
ヒダカトオルとフェッドミュージックの『REPLICA』。
昨日の出演は、フェッドミュージックと共に、じゃなかったんですが。

あと、幕張メッセとかは、本当に丈夫な床なんだなあ、造りが
しっかりしてるんだなあ、ということもわかりますね。
何万人があんなに跳ねても大丈夫、というのは。
でも、そのメッセでも、それこそCOUNTDOWN JAPANにホルモンが
出た時とかだと、壊れはしないまでも、「うわ、床が揺れてる!」
って状態になるわけで、人の力ってすごいんだなあ、とかも思います。
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