昔のCDだのアナログだのビデオだのをひっぱりだしてきて、それにまつわる昔話だの史実だのを、うんちく交じりでうだうだと垂れ流す。
このブログが主に、そういうしょうがない趣旨だということに、皆様もうお気づきかと思いますが、そしてその紹介するアイテムがレアであればあるほど「俺こんなの持ってんだぜ」みたいな鼻持ちならなさが、いかんともしがたく漂うものですが、今回、ある意味その極致です。
電気グルーヴ プレゼンツ
ドリルキング社の学習ドリル
これ、何かというと、1994年8月1日、電気グルーヴ『DRILL KING ANTHOLOGY』リリースの時に、レコード会社が作った宣伝用グッズです。
このアルバム、ドリルキングレーベルの所属アーティストたちが曲を提供したコンピレーションという体裁になっていて、このドリルは、そのアーティストたち=子門’Z/SKELTON JOE/瀧勝/ペダル踏弥などを1ページずつ紹介して、そのあと国語/算数/理科/社会/英語のドリル問題が1ページずつあって、残りは白紙のメモ帳、という作りになっています。
で、何が言いたいのかというとですね。
これをもらってから14年もの時が経っており、何度もの部署異動と机の引越しをくり返してきたにもかかわらず、いまだにこれが机のどこにしまってあるかを把握していて、見たければパッと出てくる、そんな奴はキューン社内にもいないだろうと。
そんなこと自慢してていいのか俺と。
それと引き換えに、人生においてもっと大事なものを次々になくしているんじゃないかと。
そんなようなことでした。
では仕事に戻ります。