小山田壮平と長澤知之のユニット、AL(アル)。
渋谷B.Y.Gでのライブを観た。
これまで小山田と長澤のふたりでのライブを行ってきたが、今日は四人のバンド編成。
しかもベースはなんとandymoriの藤原寛、ドラムは吉本ヒロ。
これはとても嬉しい驚きだった。
小山田と長澤、基本的にはツインヴォーカル&ツインギター。
小山田がリードを取る曲も、長澤がリードを取る曲も、寛がピアノを弾く曲もあった。
ギターを倒したり、マイクに頭をぶつけたり、床にお酒をこぼしたりと、非常にラフな雰囲気の中、
これまでライブでやってきた“HAPPY BIRTHDAY”、“北極大陸”、“会いに行くよ”や、たくさんの新曲を披露。
小山田だけでは生まれないメロディとサウンド、長澤だけでは生まれないメロディとサウンド、
ふたりの天才的なソングライターが一緒にやるからこその無限の広がりが、その名曲群からは感じられた。
とにかく歌とメロディが喜んでいた。
小山田と長澤というふたりの濃い関係性はよく知られているが、お互いを見る眼差しには、
深い絆と信頼が溢れていて、観ているこちらも幸せな気分になった。
AL、とんでもないユニットだと思う。(小松)