大喝采が起こったZepp Tokyo。
結成20周年イヤーを迎えたACIDMAN、盟友ストレイテナーを迎え、対バンツアーが幕を開けた。
先攻のストレイテナー。
「最近若いバンドとの対バンが多かったけど、同世代は落ち着く」と、ホリエとシンペイがACIDMANにまつわるトークを交わしつつ、
脂が乗りまくったドライブするロックンロールで新旧の代表曲を連発。
最高の賛辞のような素晴らしいライブだった。
「今日テナーのリハーサルを観て涙が出そうになった。出会った17〜18年前のことを思い出して。
その時はテナーはまだふたりで、ひなっちと純くんはART-SCHOOLで、
みんなずっと頑張ってきたんだなあって思って、
涙が出そうで、出なかったんだけど（笑）」
というように、今日の大木はMCにもとにかく思いが溢れていた。
一悟とともに、語尾に「〜テナー」をつけまくって笑いを取ったり、すごくエモーショナルだった。
そして、詳しくは書かないが、とにかくセットリストが凄まじい。
1曲1曲鳴らされる度にフロアが熱狂し、
こんなにも歓喜に満ちたACIDMANのライブは見たことがない。
スリーピースという最小限の形態で、
宇宙と命を描く極限の挑戦を20年にわたってやってきたACIDMANは、日本のロックシーンにとって革命だった。
そんな事実が突き刺さった最高の初日だった。
ACIDMANは12月28日、ストレイテナーは12月30日にCOUNTDOWN JAPAN出演！
http://countdownjapan.jp/
（小松）
