ドミノでギネス世界記録に挑戦したり、童貞偽装騒動を起こしたりといった、いわゆるネタ的な行動も込みで忘れらんねえよ、そこまで含めて泣けるというのが忘れらんねえよだった。でもニューアルバム『僕にできることはないかな』で、もうそういうことをしなくてもよくなった、音楽の力そのもの、楽曲の力そのものだけで泣ける存在になったと思う。
という話をしたら、柴田隆浩、とても同意してくれた。
「そうなんですよ。もうやりたくないとかじゃなくて、出てこないんですよね、そういうアイディアが。っていうことは、やんなくていいのかな、って」
とも言っていた。
なのに。そのインタビューをした『ROCKIN’ON JAPAN』が発売されて10日ほど経った頃、ウェブの音楽ニュースを見ていたところ。
「忘れらんねえよ柴田、ひさびさのドミノ倒しに10時間以上費やす」
おい。
『僕にできることはないかな』のリリース日である9/20まで、バンドの公式Twitterアカウントでカウントダウン動画をアップしていくそうです。
で、その中で、リハなんかの合間を縫って10時間以上かけて並べた、というドミノを倒していくそうです。
こちらです。
https://twitter.com/wasureranneyo
おおおい。
あのインタビュー、なんだったの?
と、柴田を問い質したいが、今のところインタビューする予定も会う予定も一切ないのでした。
でもその話も、それ以外も、いい発言だらけなので、まだの方、ぜひ。(兵庫慎司)
忘れらんねえよ柴田にインタビューした! のはいいが!
2017.09.13 13:49