これまでNew Comerコーナーやレビューでの記事掲載はあったが、メンバーインタビューという形でのJAPAN登場は今回が初めて。
休日課長・えつこ・REISにとって、ソングライター=川谷絵音が作る詞曲は自分たちの個性や技量を注ぎ込める「受け皿」である。と同時に、川谷絵音にとってもまた、自らがそこにいないにもかかわらず「川谷印」のポップを確実に表現してくれるDADARAYというバンドは、自らの楽曲の「受け皿」でもある――。
そんな関係性だからこそ生まれる、ゲスの極み乙女。ともindigo la Endとも異なるおもしろさと可能性を、1stミニアルバム『DADAISM』を聴いた時に感じたし、3人+1人がお互いそのクリエイティビティの根を急速に伸ばし合っていることが、その発言からも十分に窺えた。
そして、楽曲を生み出す川谷の驚愕のスピード感もさることながら、そこにまったく遅れを取らない3人の在り方(特にゲス乙女/インディゴ/DADARAYの3組とも参加しているえつこのナチュラルワーカホリックぶり)も浮かび上がってきた。
インタビューは発売中のJAPAN1月号に掲載。ぜひご一読を。(高橋智樹)