「エモーショナル」をテーマにしている今作は、20歳となった彼女の新境地を存分に感じられる作品です。
先日、東名阪を巡ったツアーのタイトルが『Inoue Sonoko Spring Rock!! Tour 2018～エレキで駆け抜けるで!!～』だったことにも表れていますが、最近の彼女にとって、エレキギターやロックサウンドが、とても刺激的なものとなっているようです。
このような心境となった背景に迫りつつ、『Mine.』に収録されている全6曲についてじっくりと語ってもらったインタビューは、rockinon.comの特集に掲載します。
透明感の奥底に力強い意思を秘めているのを感じる女性でした。エレキギターを弾く楽しさを語った直後に、「でも、重くて肩が痛くなるんですけど……」とボヤくなど、素朴で飾らない姿にも和ませていただきました。
20代に突入して、ますます音楽への意欲に燃えているのだという彼女の様子が、記事を通して伝わったら嬉しいです。（田中大）
