[ALEXANDROS]、半年に及んだツアーのファイナル公演を観て

[ALEXANDROS]、半年に及んだツアーのファイナル公演を観て
アルバム『Sleepless in Brooklyn』をリリースしてから実に半年に及んだツアーが昨日終わった。
サトヤスの離脱、ヒロは脚を骨折したままライブをやり続け、多くの苦境に向き合いながら進んできたツアーだった。
洋平はこの日、死ぬまでやり続けると、1番になるまでやるんだと話していたが、その言葉は、このツアーをやりきる瞬間に放たれたからこそ、新たな説得力があった。

アルバムで表現してみせた音楽的な深まりとトライアルをステージに蘇らせながら、同時にロックバンドとして爆発力の更新に挑んでいくツアーだった。
[ALEXANDROS]はそもそも高い演奏力を持っていたが、このツアーを何度も観て、彼らのバンドとしての結束と集中力がガンガン研がれていく感じがずっとしていた。
ひとつのライブで25曲にも及ぶ楽曲、しかもファンならみんな知っている通り、彼らの楽曲はそれぞれ方向性がまったく違うわけで、その楽曲群をあのクオリティでパフォーマンスし続けることはハンパなことではないと思う。
ジャンクなガレージナンバーから美しいメロディが際立つ代表曲、人力でアンビエントな情景を生み出す技巧的な楽曲などなど、すべての武器が見事に磨き抜かれていた。
昨日は、[ALEXANDROS]がこの数年追求してきたフォルムが、ほとんど完璧に表現されていたように感じた。
満身創痍の中、この高みまで到達してみせる[ALEXANDROS]は多くの意味でとても強いバンドだし、このツアーが彼らをまたひとつ強くしたのだと思う。
素晴らしいツアー、最高のファイナル公演だった。

JAPANでもこのファイナル公演のレポートを掲載します。
新曲も届いているのでまたじっくりインタビューしたいと思っています。(小栁大輔)
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