読めば読むほど愛情が深まるこの作品、今日の自分はこんなかいじゅうに近いかな?と日々の生活にそっと寄り添ってくれたりもします。
なぜこのかいじゅうたちがこれほど普遍的な魅力に溢れているのか、という理由を解き明かすのが、JAPAN連載の最終回のタイミングで書かれた編集長コラム「激刊!山崎」。ちょうど5年前の記事ですが、『STRAY SHEEP』を体験した今読むと、新たな気付きがあって興味深いですよ。
米津玄師が怪獣を描き続けたわけ、について書きました(ROCKIN’ON JAPAN2015年12月号コラム『激刊!山崎』より)↓
https://rockinon.com/blog/yamazaki/135049
『かいじゅうずかん』とは――『かいじゅうずかん』復刻版
『ROCKIN’ON JAPAN』で2013年8月号〜2015年12月号まで掲載していた連載。
毎月、米津自身がうみだした「架空のかいじゅう」を、イラストと文章で紹介。身体的な特徴から、どこに棲み、何を食べ、どう生きて、時には、どう死んでいくのかまで精緻なイラストと、息遣いまで感じられるテキストで、個性豊かなかいじゅうたちの物語を紡いできた。
単行本では、連載で掲載された28体に加え、新たに13体が描き下ろされた全41体のかいじゅうが登場。
さらに、この本のために書き下ろされた楽曲“love”が、CDとして封入されている。
<かいじゅう名一覧>
1.骨門番
2.おまわりさん
3.代替くん
4.ホッファ
5.くも家族
6.キャンディ魔術師
7.人になる木
8.子連れ毛玉
9.スライスヘッド
10.いれこぐち
11.ウータン
12.脚なし
13.クラン
14.マドロ
15.ハンマー人
16.マチボーケ
17.女憑きがえる
18.内臓たち
19.憧れる子
20.フラワーマン
21.アンネ
22.ものとりわらべ
23.プレイヤ
24.潜水男
25.びっくりベッド
26.つぼ隠し
27.消息通知人
28.鳥紛い
29.祭典竜
30.とりのつかい
31.シャルル
32.目隠し帽子
33.風船頭
34.リトルキング
35.監視員
36.邪気煙
37.外套紳士
38.スクラッパー
39.プライド
40.狼人
41.かいじゅう
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『復刻版』は残り僅かとなっておりますが、米津玄師ONLINE STORE、rockin'on storeで購入できます。
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